花咲く日を楽しみに

子ども

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息子たちが今年、9歳と12歳になりました。

まだまだ子育て半ば。

長いようであっという間の年月。

まだ長男がよちよち歩きの頃に出会った本『花咲く日を楽しみに』

著者は佐々木正美さんという男性の児童精神科医の方です。

子育て本を何冊も出されています。

たまたま手に取ったこの本を読んで

私がどう子育てしていきたいかが決まったように思います。

子育てQ&A形式で書かれていてすごく読みやすかった。

初めての子育てで肩の力が入っていた頃、

子どもはわがままを言って泣きわめくもの。

お母さんは時に怒りながら泣きわめく子どもの手を引っ張るもの。

そう思っていました。

佐々木先生は、甘やかすのではなく、たくさん甘えさせてあげましょう。

そのためには抱っこしてあげて良いし、飴をあげても良い。と。

それで子どもが落ち着けば、お母さんもイライラしなくなる。

笑顔のお母さんがいるだけで子どもは元気でいられる。

たくさん甘えたその先には、その子自身のタイミングで花が咲くから大丈夫。と。

そのような内容でした。

この本を読んで、子どもと一緒に私も暖かく包まれたように感じました。

『厳しくしなきゃ』『我慢させなきゃ』が一気に減りました。

『甘やかさない』けど『甘える』を受け入れる。

朝起きた時と、子どもが求めてきたら抱きしめる子育てになりました。

佐々木先生が『それで大丈夫だよ』って言ってくれている気持ちで続けました。

すごくべたーっと甘えん坊だった長男。

「抱っこは3年生終わるまでするよー」って当時2年生の長男に言ったらすごくほっとした顔してて、

結局4年生の初めごろまでしてました。(外ではなかったけど家ではありました)

夜も毎晩一緒に寝たがって、「今日はもう無理ー!」て一緒に寝ないと

布団でポロポロ涙を流してました。それも小4くらいの時。

甘えてきたら突き放さない。

そう思って子育てしてたけど、甘えてくる割合が9割の長男。

さすがに毎晩寝るのに付き合うのは私もストレスが。

さらにポロポロ泣く長男を見た次男が気を使って

「僕は一人で寝れるよ!」という始末(当時次男は年長か小1)。

さすがに夫が見かねて、長男が一人で寝るよう何日間かかけて話してくれました。

すごくさらーっとなった

そんな長男も『ねえねえ、えりおばさーん』なんて言うようになって

怒る、というより反応薄くかわす私です。(長男、来年中学生)

花はさいたかな?というと、、、

判断の仕方が『?』ですが、学校生活で言うと

友達と仲良くしているし、勉強も理解できてるみたい。

小4,5年は宿題ごまかすプロになりかけたけど

小6の今は、ちゃんとしなきゃという思いがあるみたいで

宿題や提出物などほぼ大丈夫。忘れ物はたまに。上履きは学校に永住。

そんな感じ。

一緒に話したりオセロしたりが長男の甘える時間になっているよう。

まだまだ成長過程、次は新たな未知の領域『思春期』に向けて

気長に見守ります。

甘えの形は変わっても、甘えてきたら突き放さない。

佐々木先生の本と出会えて、正解のない子育てに

指標が持てたことに感謝。

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